
項1.3. 「Cygwin (シグウィン) をインストールする」 でインストールした Cygwin に 項2.2. 「SpursEngine SDK をインストールする」 のインストールにより、 開発環境が追加インストールされています。インストール先のディレクトリは /opt/ ディレクトリになります。
追加された開発環境について、環境変数 PATH を設定します。
デスクトップにある、 Cygwin アイコンをダブルクリックします。

SpursEngine SDK がインストールされていることを確認します。
$ ls -l /opt/cell/toolchain/bin/spu-gcc.exe -rwx------+ 1 Administrators None 152574 Oct 23 2007 /opt/cell/toolchain/bin/spu-gcc.exe
SpursEngine SDK のインストール・ディレクトリが、環境変数 PATH に指定されていないため、このままでは、以下のようにエラーになります。
$ spu-gcc --version bash: spu-gcc: command not found
SpursEngine SDK のインストール・ディレクトリを、環境変数 PATH に追加すると、動作するようになります。
$ export PATH=/opt/cell/toolchain/bin:$PATH $ spu-gcc --version spu-gcc (GCC) 4.1.1 Copyright (C) 2006 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
exit や CTRL+D と入力して Cygwin を終了すると、環境変数 PATH は継承されません。このため、 Cygwin 起動時に bash が自動的に読み込む ファイル .bashrc (ホーム・ディレクトリにあります) に、この設定を追加しておきます。
ファイル .bashrc は、改行コードが LF (ライン・フィード) になっています。 Windows では CR/LF (キャッリジリターン, ラインフィード)
が標準のため、 Windows に付属している メモ帳 (notepad) では正しく編集することができません。改行コードが LF (ライン・フィード) になっているファイルを編集できるテキスト・エディタを使用して修正します。
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vi, emacs を使うこともできます |
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Unix/Linux に慣れているユーザーなら vi, emacs を使いたいと思うかも知れません。 Cygwin パッケージには vi, emacs などのエディター・パッケージ Editors が含まれています。ただし、標準ではインストールされませんので、 項1.3. 「Cygwin (シグウィン) をインストールする」 の ステップ 16 で、 Editors を「Default」から「Install」に変更して、インストールを実行してください。 |
適当なテキスト・エディタが無い場合の回避策として echo コマンドを使って追記することもできます。 echo コマンドを使用する場合、修正・変更できません。タイプミスに備えて、実行前に .bashrc のバックアップを取っておきましょう。
$ cp ~/.bashrc ~/.bashrc.bak
$ echo 'export PATH=/opt/cell/toolchain/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
$ tail ~/.bashrc
# alias l='ls -CF' #
# Functions
# #########
# Some example functions
# function settitle() { echo -ne "\e]2;$@\a\e]1;$@\a"; }
export PATH=/opt/cell/toolchain/bin:$PATH
$
確認のため、 Cygwin を終了します。
$ exit
再度、 Cygwin を起動し、spu-gcc が正常に動作すれば、設定完了です。
$ spu-gcc --version spu-gcc (GCC) 4.1.1 Copyright (C) 2006 Free Software Foundation, Inc. This is free software; see the source for copying conditions. There is NO warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.